恋愛結婚 見合い結婚        2005.9.19







うちは、見合結婚だから・・・

と 言い訳のように言う人がいる




恋愛結婚でないことが

なにか、

大切なものが抜け落ちたような

気がするのだろうか










出会いのかたちが

見合であれ 恋愛であれ



たいていは

恋愛期間をへて結婚にいたるのだから

問題がないように思えるのだが





どうもそういうものでもないらしい







自分自身の意思ではなく

まるで

誰かの意思で結婚したかのような

錯覚を起こしている




そしてそれが

言い訳になる


























この世界の空の下

たったひとり

自分のために運命の人がいるとしたら





旅支度をして

今から探しに行こう




見合結婚したこの人は

運命の人であるはずがない

  ・・・『見合い』なのだから































この広い空の下

とうとう運命の人に出会う













運命の人は

『見合い』してまでも

≪出会う必要があった≫




























ありふれた顔

ありふれた日常

ありふれた会話

















運命は

「わたしが≪運命≫ですよ。」

                        という顔をしていない



























≪運命の人≫という名の

劇的な出会いを夢見て

あてどなく旅を続けるのもいいし



















夢も見ずに

あたたかい腕の中で

まどろんでいるのもまた

いい





















独身者は 異性に対して

用心深すぎる傾向がある





必要以上に気を回し過ぎる傾向がある





この人は

自分の生涯の伴侶に 成り得るだろうか





親し気にしては

誤解されるのではないだろうか





あの人が 自分に対して親し気に接するのは

なにか特別な感情があるのだろうか









相手が思いきり年齢の違う既婚者であったり

まったくの『対象外』の異性であれば

気安く話し、気安くつきあえるのに










気がついたら

そんな穴に落ちてしまっている人もいる



対象外のはずの人と

恋に落ち

対象外のはずの人に

苦しまされている
































誰もが

愛し愛される対象を求めている







それが人生そのもの という人もいれば

人生の一部だ と思っている人もいる










出会うべき人とは

どんなことをしても出会う




たとえ電車に隣り合わせただけでも





運命の鐘は鳴り響く






















≪これが運命だ≫ と思うとき

残念ながら たいていは思い違いをしている









運命の鐘が鳴り響いているときは

そんなことさえ

考えている暇はない







運命の波に翻弄され

泳ぎ

波間に沈みそうになりながらも

必死に目的に向かって櫂をこいでいる





























目的のためには手段を選ばず



運命の人とは

あの手この手で結ばれるようになっている





その運命の人とは

わずかな期間で別れるような定めの『運命』が

決まっているかもしれないし




生涯、添い遂げるような『運命』が

定められているかもしれない






























目的のためには手段を選ばず



生まれてくる子供も

あの手この手であなたの元へ届けられる













望まぬ妊娠であっても









悩んだ末の人工授精であっても















その子供は

あなたの子供になる運命を担っているから




どんな手段をつかってもいい

生まれてくる










あるいは

養子養女という形を借りてでも

縁を結ぶ



































宿命は変えられないが

運命は変えられる と言われる






○○家の子供として生まれた、のような

『宿命』は変えることはできないが




『運命を認知する』という形でも

    運命は変えることができる






今を捨てて 出てゆくだけが

運命を切り開くことではない



今を見据えて

新たな切り口を見つけることも

冒険の旅立ちと呼ぶことができる







扉を後ろ手に閉めて出て行こう




そして


ふたたび 扉を開けて入ってこようか

新しい顔をして








それとも

世界の果てにあこがれて

夢の中を 旅し 続けようか