恋がはじまるとき                   2007.8.7





















この幸せは誰がくれた














空から

あなたから



















この幸せは誰が育てる







ふたりで

一緒に
















まじめな時も

おどけている時も







泣いている時も




苦しんで

背中を見せている時も














疑うことを捨てたから


























台風のあとに

増水した 川の流れを見に行こう






濁流に押し流されて


なにもかも

跡形も無く







見知らぬ遠いところから


押し寄せ

叩きつけるような流れが



      見えなくなるまで


























濁流は やがて海に達する



















 海は 青

































この青い惑星のそこかしこに

愛があふれている



























鳥は歌い


蝉は鳴いて夏を惜しみ



幼き者たちは水辺で歓声をあげる
































線路を走る車輪の音

風に乗って




















遠い潮騒の夢

いつか見た その人のうしろ姿
























笑いを含んだ輝く瞳



その眼差し そのしぐさ











やわらかな話し方が

深い湖の底の 物語をかなでる























ただ ただ 今を信じ




忍び寄ってくる

不安をかき消して
























肯定し まっすぐに



すなおに










疑うことを捨て去って



手を差し伸べて笑えば

















そこに

砂に埋もれた 宝物が 顔を出す
















 出会い・不思議・織姫院へ戻る

浜島鳳翔