愛の残酷      2007.11.6










それは たったひとりの人との出会い

人生が変わる・・・



恋しくて 愛しくて

そばにいたくてたまらない時期はあっという間に過ぎる




会いたくて

会いたくて


そばにいることが苦しくて

それでもなお

会いに行く





その人の顔色

その人のしぐさ












その人の

投げつけるような棘のある言葉・・・










おろおろして





自分が不器用に感じて








どうしたら

気に入ってもらえるか分からない




















その人の時々見せる弱さ















いつもの不機嫌さ









強い言葉


















やさしくて

やわらかな

他の誰よりも











自分を揺さぶり


根底からくつがえし




私を否定する その人の背中



















愛に渇いて

愛を拒絶して




それでも愛を

根こそぎ奪ってゆく












嵐のような愛は



おだやかで

あたたかい愛に慣れた心に




天変地異のように鳴り響く















差し出しても

差し出しても

まだ足りないと




奪い去られてゆく


      愛














愛の湖は枯れることは無くても

こころは 疲れきって



    上の空





ほら

・・・また怒られる


















この人に出会う前は

暖かな幸せに包まれていた日々



周りの人に守られて

愛されて

なにも考えずに

しあわせの光の中に微笑んでいた








なぜ

この人に出逢ったのだろう




なぜ

この人を愛したの





なぜ

この人から去っていけない










心をえぐられるような酷い言葉も


斬りつける刀で

自分自身も切り刻んでいる



弱いあなた

本当は強い自分










愛に渇いているその人に

なぜ

愛にあふれた自分が



つまづいているのか分からない




辛いからこそ

離れられない


苦しいからこそ

離れられない



否定され、非難され続けても










その人の

自虐的な愛





愛ゆえに














 出会い・不思議 愛 織姫院

浜島 鳳翔