雨の夜           2009.7.24




静かな雨の夜

こころをすませて

その鼓動の記憶をたぐる




微笑みと 静かな時間と

何もない



時間の流れ





急ぐことのない旅






通り過ぎる車の雨音

激しく降り出した雨












なにも言葉にしない

約束はどこにもない





時の流れの中に

薄れてゆく記憶が

今はただ 新しい



むかし見た夢に

ほんの少しだけ 似た夜





もう一度 繰り返しているのか

新たなページをめくろうとしているのか






波のように繰り返す

激しい雨と静かな時間




香り高いコーヒーの

立ち上る湯気と 読みかけの本














なにも言葉にしない





時の流れの中に

いつか見失うように








それとも










いつまでも 深く 忘れないように






その人のこころが

そばにあることを感じ



その人のそばに

自分がいることを知っている









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