海の星 空の花          2005.3.2

 

 

 

海が 輝いている

愛を受けて

 

 

潮風が 運命をはこんできて

その人のほうへと吹いている

 

 

深い海の底で眠っていた

太古の夢

 

その人のまなざし

 

 

 

 

 

 

 

繰り返し 出会い

繰り返し 融けあった

 

真昼のジャングルの夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その顔のうしろから

なつかしい顔が見え隠れする

 

暗く輝く宇宙空間で

自分が誰だったか

 

その姿が目に映る

 

 

 

 

出会い

迷い

 

とまどい 苦しみ  臆病になり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やさしい笑顔

やさしい声

 

 

 

なにも変わりはしない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その こころに 棹(さお)さして

愛に向かう旅

 

 

やわらかな声

やわらかな表情

 

なにも変わりはしない

愛は ここに

 

 

 

 

 

時の流れが

さまざまなものの形を変える

 

 

 

なにも 変わりはしない

この胸の ここには

 

 

 

 

 

 

 

夏の花びらの上の朝つゆ

雪原のひとひらの雪

 

 

 

都会の雑踏の中で耳にした

その人に似た声

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠い昔から

約束され 知っていた物語

 

 

 

いま 再び ここに