冬のあきらめ                    2006.12.1















かなしさが

雨となって降っている









乾いた空を見あげて

その人を想う

















   忘れられた庭の花



     ひっそりと咲いて

     ひっそりと散るのは








   さみしすぎるから

























水鏡に手紙を書いて

風に乗せて流してしまおう





    あなたと会えて 嬉しかった  と




















自分の心がこわれそうで

おそろしくて 

さよなら の文字が書けない






いつか また





きっと また 

会えることを願い続けて












願って 願って 願い続けるだろう

















いつまでも 何年経っても













その人の心は どこを見ている



その人の心は どこにいる



その人の心は 誰を見ている








その人の心は 























忘れたくて 歩き出せば

かなしみでつまづきそうで





忘れたくて 歌い出せば

あの人を思い出す歌ばかり
























こころの中心に手を入れて

かき回していった あの人の無遠慮さ








乱されて

立ちすくんで







もう 一歩も進めない













































もう忘れて

背を向けて 歩き出そう








空には鳥が鳴いて

雲が流れてゆく









思い出を 

新しい思い出で

塗りつぶすことができるまで



         愛を求めて 呼吸しよう
















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