謎解き  教室の不思議   2001.6.7


中学生のころ、3年2組は古い木造の校舎だった

季節がいつだったか忘れたが、ある出来事があった。

 

いつものように、授業を受けていたら、

教室の後ろの方で

いきなり、バシャーッ!と、天井からバケツ一杯ほどの水が落ちてきたのだ

 

あまりの突然さに、

水が落ちてきた付近の生徒は、慌てて机を移動して濡れないように批難した

みんなビックリしたが、2〜3秒くらいの間だったと思う

 

なんだ?なんだ?と、みんな不審に思ったが、

教師が気にしないように言い、

当番が床を拭いて、それはそこで終わった

 

ところが、

それはそれだけでは終わらなかったのだ

何日かすると、また

いきなり天井から、バシャーッと落ちてきた

近くの生徒はあわてふためいて避難する

 

また何日かすると、

今度は、後ろの方の席の、確か女の子の机だったと思うが、

机の上に、バシャーッと落ちてきた

 

そうやって、3年2組は、何度も、天井からの水の洗礼を受けた

 

他のクラスではそういうことは無かったらしい

 

3年2組は校舎の東の端にあった

それも関係していたのか、無いのか

 

何日置きといった規則性は無かったと思う

そんなことは気にしなかったし

あるいは、あったかも知れない、

 

雨の日になら古い木造校舎だし、雨漏りかと思うが

天気はいつもそうではなかった

 

雨漏りにしては、妙だった

まるで溜めに溜めたものが、こらえきれずに、どぉーっと堰を切ったように落ちる

といった印象だった

あの当時、同級生と それについての会話は

「不思議だねぇー。」

(机に水が落ちた)「○○ちゃんは、可愛そうだったね〜」

それぐらいしか記憶にない

 

いつ何時、自分のところに落ちてくるかも知れない

そっちの方が恐怖だった (いちお〜花も恥らう中学3年生の年頃)

 

まだ頭からかぶった奴がいなかったのがせめてもの救い?だった

 

もしかしたら浮浪者でも天井裏に住んでいるんじゃないの?

と言う生徒もいたが

 

それに呼応するかのように、授業中、ミシミシと天井裏で

重い体重のものが移動しているかのような音がしたこともあった

そして、(噂では)雑巾で拭いたら落ちてきた水は黄色かった!?と言う話もあった

 

それにしてもなぜ3年2組だけにしか起こらなかったのか

 

その当時はそんなことすら思いつきもしなかったし

天井の隙間から水が落ちてくると言ったって

「隙間があいている」というほどの隙間が無いところから

バケツをひっくり返したような

バシャーっというか、ドド-っというか、ああいう落ち方はするものだろうか?

 

 

先生が、もうこれからは、無いだろうから

気にせず勉強に専心するようにと説明をしたような記憶があり

それきり、つい最近まで、忘れていた

 

あれって、何だったんだろう・・・!?

 

 

 

それよりも、そのクラスの使っている昇降口から校庭に出るのには

大きな柳の木の下を通らねばならず

春先には、柔らかい黄緑色の若葉にビッシリたかった小さな毛虫が

ボトボトと下を通るものの頭上から落ちてきて

とにかく、決死の覚悟で走り抜けたものだった

そこを通らないと、ものすごく遠回りで

朝礼やチャイムに間に合わないのだ

 

ホントに中学時代はいろいろあったんだなぁと思う

 


私が卒業したあとに入学した妹の話では

広い校庭がさらに南に広くなったそうで

(中学校は町に1校しか無いので人口の増加とともにマンモス校になっている)

校庭の南端のそうじ当番になると

10分前の予鈴に駆け出さないと

5分前の予鈴では、到底、時間までに教室に辿り着けないのだそうだ・・・

 

(;^_^A まぁ、この話には全く関係は無いが・・・