電話のむこうで    2002.10


 

RRRRRRRRR・・・・

受話器のあがる気配がする

 

「はい、Sですが?」

幼さの残る、

まだ蒼い、男性の声

 

 

「(^^;ゞ あ、

氣功教室の浜島と申しますが、

(;^_^A お母さん、います?」

 

 

電話の向こうで、

 

 

「おい、氣功の・・・電話だぞ。」

 

というような会話が

もれ聞こえてくる

 

(◎o◎;)え!! 

うっそぉ〜! 

 

ご主人だったのぉ〜??  

 

 

 

     
とにかく、

Sさん宅にお邪魔することになった

 

 

電話で聞いたSさん宅へ無事到着

 

 

やれやれとお茶の間に座ると

リビングボードのガラス扉の中に、

何枚もの若い男性の写真

 

 

なあんだ、

やっぱり息子だったんだぁ

 

だって、ご主人の声は、

電話の声と全然違う声だものねぇ (^O^)b

 

 

 

「ところで、お子さんは何人ですか?( ^^)」

 

ご夫婦は、一瞬、

顔を見合わせて、

 

「実は......  

 息子が一人いたのですが、

    亡くなってしまいました。」

 

 

 

 

 

           
あの時、

わたしが聞いた『声』を、

ご夫婦が聞いたならば

どんな顔をしたのだろうか・・・・

 

 

 

 

聞かせてあげたかった