幸福

 

 

幸せは、自分の心が決める

 

・・・とは言うものの

しあわせから

遠ざかって行こうとする人が多いのは

なぜなのでしょうか?

 

 

幸せになりたいと

口では言いながらも

 

行動は反対の方角への

道ばかり選んでしまうのはなぜなのでしょうか?

 

 

 

これさえ無ければ幸せになれる

この問題さえ片付けば幸せになれる

これを排除すれば幸せになれる

あの人さえ・・・  この人が・・・

 

 

 

人生がうまくいっている人たちは、

人生のお荷物と

上手に付きあっています

 

背中に背負った荷物が重くても

自分の丈にはちょうどいいくらいだと

周りの景色を楽しみながら

荷物と一緒に道のりを歩んでいきます

 

 

荷物が重いと

かなぐり捨てようとする人は

 

周りの景色も見えず

荷物が重くて道中がつらく感じます

 

荷物が無ければ、

こうも出来る、

ああも出来ると考えたりもします

 

そしてもし

うまく荷物を捨てたつもりでも

もっと重い荷物が背中にのしかかってきます

 

軽やかに空に舞い上がってゆく人は

荷物が無いのではなく

すべての荷物を愛するからこそ

背中に羽が生えるのではないのでしょうか

 

芥川龍之介の「くもの糸」では

 

地獄で苦しむ男を哀れんで 天界から下がってきたくもの糸を

男は助かったとばかり よじ登ってゆくのですが

途中でふと下を見ると、

大勢の人たちが自分のあとをついてくるのが見えます

男は糸が切れるのを恐れて、

糸を独り占めしようと下に向かって叫びます

その途端、

男のすぐ上から糸が切れて、男はまっさかさまに落ちてゆきます

 

 

人生を愛するということは、

その人の人生が平らだからなのではなく

 

起伏に富んでいるからこそ

人生を楽しみ、人生を愛するということなのでしょう

 

人生の課題は、誰にでもあります

その人にふさわしい大きさでやってきます

 

自分の苦しみだけが大きくて

他の人の悩みが小さく思えたとしても

それは、

その人の等身大のサイズに合わせてあるからです

 

人生を愛し、

 

人を愛し、

 

自分を愛して、

 

 

自分の荷物は何か、考えてみませんか