どんなときも

 

 

娘の友達を何人も乗せて車で送迎する機会が何度かあったあと

 

家での会話

「なんだってあんな人たちとつきあってるの? ・・・人の噂と悪口ばっかり!」

「いまどきの中学生なんてみんなあんなもんだよ。」

「いつもそういう人たちと一緒にいるとあなたもだんだんそうなっちゃうよ。」

「あの子たちだっていいところはいっぱいあるよ!

 そりゃぁ嫌だなと思うところもあるけれど、

 私はその子のいいところとだけつきあっているんだよ。」

 

     ・・・まいりました。(ーー;)

娘に教えられたひとコマ

 

 

人は一般的に、悪いことは拡大して心に刻み込み、良いことはさらっと流してしまう傾向がある

 

失敗したこと、恥をかいたこと、誰かに悪口を言われたこと、ケンカしたことや つらかったこと

それらはすぐに忘れてしまって

誰かに誉められたこと、うまく出来たこと、自分が楽しいことをすぐに思い出せる人は素晴らしい人だと思う

 

楽しい人は楽しいところをよく知っていて、いつも幸せな人はどんなときに自分が幸せになるかよく知っている

そして、気持ちはいつも 楽しいところ、幸せな方向へと向いている

 

自分がどちらを向いていれば 心楽しく幸せに過ごせるのかも 分からなくなっている人は

自分の周りの良くないものを排除すれば プラスが残って幸せになれるような 気がしてしまう

 

トラウマをほじくり出してそれを浄化(排除)してしまえば、自分が楽になると思い込んでしまう

ところが生きている限りはつぎつぎといろいろな出来事が持ち上がる

そのことに気づかず、自分にとって快ではないものを排除しようとするので

いつまでも浄化できる時は来ない

 

ちょっとした失敗をののしられた経験や、ちいさなことをねちねちと言われ続けた体験を持つ人は

すべてを肯定して、そこから始めることは なかなか難しいことかも知れない

それでも、光を目指して歩いていけば明るいところへ出るし

自分の足元ばかりを照らそうとしていればいつまでも自分の周りに暗闇を作り続ける

 

誰でも幸せになれる

それはどこか遠い国にあるのではなくて

いま自分がいる位置が幸せだと知ることから始まる

今が幸せなら、もっともっとどんどん幸せになることは出来る

いまある位置を不満に思い、違うところに幸せを求める人は 幸せにたどり着くことができない

 

だれも不幸な人と不幸を分かち合いたいはずがない

去っていった人が戻らなければ幸せになれないと感じているのなら

不幸な服を身にまとったあなたに 恋人は会いたいと戻ってくるだろうか

 

幸せになって 人生を楽しんで

いろいろな出来事を ・・・苦しいことでさえも 自分の人生に起こっているドラマとして

味わって楽しむことを知ると 人生が大きく変わる

 

執着心が強すぎて、満たされない思いを抱くと 

それを埋めようとむなしい努力をし続けることになりかねない

手の中からさまざまなものがこぼれ落ちてゆく

 

幸せな人は欲しいものがあまりない

それなのに(だから)何もかもが手に入る

かれらの手の中には惜しみなくいろいろなものがそそがれる

 

幸せに満たされるか、満たされない思いに飢餓の心を抱いてさ迷い歩くかは

自分の心ひとつで決まる

 

そのことが魂の底から分かると人生がシンプルになる

 

 

 

2004.1.18