結果の時間差

 

 

 

現在の自分を構成しているすべては

 

自分が今までやってきたこと

自分が今までやってこなかったこと

 

原因があるから 結果がある

 

 

「畜生。」と言うと、「畜生。」という人生になるし

「ちぇっ。」と言うと、「ちぇっ。」に なるし

道端にゴミを捨てると、

買い物をしたとき、店員の態度が悪かったりする

 

 

 

 

そして『原因』と『結果』は とても【時間差】がある

 

 

 

 

 

 

一時期、一世を風靡したような時代の寵児が

何年か経つと

いつのまにか消えていることがある

 

【運】を浪費してしまう人は

『原因』と『結果』の法則を知らない

 

 

 

誰にでも 人生の山もあれば谷もあるが

はたから見て

どう見てもずっと運のいいのが続いている人がいる

 

どんな人だって、山もあれば、谷もある

それでも、いつでもハッピーに見えるのは

どこかで調整している

そして、人生の『貯金』をしている

 

 

幸せな人は どこかで幸せになるための貯金をしてきてる

孤独な人は、いままでずっと孤独になるような、種を蒔いている

 

 

今の状況を なんとか打破したいとき

辛抱していれば、何とかなってゆくと思うが

 

頑張れば頑張るほど 延長線上には、 今の状況の延長がある

 

どこかで人生を変えたいのなら

今を捨てなければならない

 

今、しがみついているものを 手放さなければ

                     なにも変わってはいかない

 

 

 

 

今やっていることの、いちおうの完成を見なければ、

次のステップに進めない

 

そう思っているうちは

いつまで経っても 手放すことが出来ない

 

 

 

なにがあっても頑張りぬくことは尊い

 

しかし、時には それさえも、

     捨てなければならない時がある

 

 

 

それに賭けた時間が長ければ長いほど

それに傾けた情熱が熱ければ熱いほど

それに費やしたお金や時間や精神が多ければ多いほど

手放すことは難しくなる

 

 

 

 

何かを目差したとき

早く結果を出したいのは人情だけれども

一足飛びに出した結果は

一足飛びに壊れる

 

しばらくは成功に酔いしれることが出来ても

じっくりと寝せなかった土台は

砂の上に立つ楼閣のように

その運命が危ぶまれる

 

 

『結果』には

時間をおいて見なければ、その『本当』がわからない結果もある

 

【完璧】を期したつもりでも

人間のやることは たかが知れている

 

思いもかけないできごとは常につきまとう

 

どれだけ完成されているか、より

どれだけアクシデントに強いか、の方が 要求される場面もある

 

マイナス思考と、マイナスな出来事を予想することは違う

ありとあらゆるアクシデントを想定して対処しておくことも

時には必要で

 

『強さ』とは

キャタピラがあらゆるものを踏み越えてゆくことに似ている

 

例えば、コーヒーショップを経営していて

 

アクシデントがあって、

コーヒー豆がみんな使えなくなっていることに気がついた!

開店10分前。

取引先はまだ始まっていない

 

じゃあ、店をやめる?

 

 

  ・・・誰もそんなバカなことはしない

 

 

 

あちこちに電話をかけたり

どこかに走ったり

開店直後に入ってきた客への対応を素早く考えたりする

 

 

ところが、

 

これが自分のこととなると

からきし 情けなくなる

 

 

何度もメールしているのに

メールの返事がこない

彼(あるいは彼女)の気持ちは、もう離れている と感じる

自分たちは、もうおしまい ・・・?

 

 

 

 

 

おまえの会社は納期が遅い、

ダメじゃないか と言われる

 

わかりました、もう取引はおしまいですね。

                         とは言わない

 

 

 

 

おまえの存在は重い と言われる

もうダメかも ・・・?

 

彼(あるいは彼女)は 他に恋人を作った

もう、別れよう と切り出された

 

 

 

 

おまえの会社は欠品が多い

もう いい加減にしろと言われる

取引をやめて、他の会社にすると言われる

 

 

 

 

 

 

他の恋人をうとましく思うことより

相手にすがりつくことより

自分自身、振り返ってやることがある

 

 

 

不満をぶつけたり

文句を言ったり

不機嫌だったり

いろいろだったりしても   相手は 『そのときに』 反応しない

 

それらの言葉は、じんわりと 相手のこころのなかに 毒をしみこませてゆく

 

 

 

 

相手を責める言葉は 相手の中で繰り返され

知らないうちに、恋心さえ、うとましさに変える

 

 

 

いつも いつでも 会いたかった存在を

『あまり会いたくない存在』に変化させる

 

 

 

 

現れてくるものには 時間差がある

 

 

一度失ってしまったものを

ふたたび取り戻そうとするとき

 

 

 

初めに得るときより、

百倍のエネルギーが必要になる

 

 

 

そのときから

自分の中で 本当の関係が始まる

 

 

 

 

 

 

2004.5.21