愛がすてられるとき         2004.12.12

 

 

 

 

恋と

愛との違いはなんだろう

 

 

 

 

恋のみを追い求める 気持ちが

わからないでもない

 

 

愛は 日々の生活

 

 

愛が 日常のごはんなら

恋は クリスマスのケーキ

       思いがけないプレゼント

 

 

 

心をぎゅっとつかまれるような

激しい心の動き

その人の声

その人の 存在

 

離れていれば その人のことを考え

一緒にいれば 目をそらすことを嫌う

 

いつも いつも 一緒にいたいと感じ

離れていることは

次に会うためのプロローグになる

 

 

相手の視線

相手のこころが

自分だけに向けられることを 強く願い

 

相手のこころを

自分だけのものにしたいと願う

 

 

 

 

 

 

 

 

恋は

いつから 愛に変わるのか

 

 

 

恋だけを 追い求め やまない人もいる

 

 

 

 

 

 

 

愛を知り

恋が 遠い昔に変わっても

日々 満たされ続けている人は どのくらい いるのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

恋を思い出し

  愛を捨てて

    恋に夢中になっても

 

愛は

 まだ そこにある

 

 

 

 

 

 

 

愛が執着に変わるのは

愛を 捨てていこうとする者をつなぎ止めるため

自分が 置き去りにされるのを 受け入れられないため

 

 

執着は 愛を遠ざけるとわかっていても

力づくて 愛をつなぎ止めたくなる

 

驚きと・・・

怒りが 押し寄せ

何に向かって 叫んでよいか わからない

 

 

 

 

 

愛を 否定されたと感じた者は

自分が 愛に満たされていたことを 忘れてしまう

 

 

 

 

 

 

 

かつては愛し

かつては 恋していた 自分と、

そして自分に恋してくれた、相手

 

 

 

恋は刺激的で

愛は 立ち向かうのには 無力すぎる

 

愛は苦しみ

愛は立ち止まる

 

 

目をそらしていることが 多すぎる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛は 日々の生活

愛は しあわせでい続けること

 

その人のそばで

いつもしあわせでいること

いつもほほ笑んでいること

 

 

 

新しい恋の矢に 射抜かれた者も

しあわせそうに笑っている愛の日々を

踏みにじることは なかなかできない

 

笑い顔に 泥の足をのせることなど

・・・できない

    ・・・できない

 

 

 

 

 

 

 

恋は奪い

  愛は与える

 

 

恋は 愛という顔をしてしているが

愛は 日常という顔をしていつもそこにある

 

恋は 激流となって 押し寄せてくるが

愛は 深い湖のように 湖面にまわりの緑を映している

 

 

 

新しい恋が

愛に変わるかどうかなど

      本人でさえ わからない

 

 

 

 

恋は 激流となって すべてを流し去り 

あとは 破壊し尽くされた、肥沃な土地だけが残るかもしれない

 

 

愛は

自分が輝くしか

       残された道は無い

 

 

愛を拡大し

愛を深め

愛が輝くように

 

ひとりの涙を流し

ひとりの苦しさをなめ

ただ

しあわせをねがう

 

 

愛は

どこにもいかない

消えてしまうことはない

 

ただ

カタチを変えるだけ

 

 

流れゆく白い雲を見つづけよう

            ひがな一日

 

 

人生を愛し

自分を愛し

 

すべてを受け入れるまで